家計のムダをなくすコツ

 

対策後のライフプランで、一生涯お金に困らない方向性を見出した山本さん。

対策を実行した後はどうすればいいの?とのご質問がありました。

今回は、家計のムダをなくすコツをお伝えしましょう。

 

 

ライフプランがあれば、家計簿はいらない!

 

ライフプランがあると、家計簿をつける必要がなくなります。

 

ライフプランの「年間収支」欄に、その年の貯蓄額、または、お金を取り崩す額が載っています。

この額さえ守れば、その年の収入で手元に残ったお金は、自由に使って大丈夫です。

 

そして、特にその年の貯蓄額は、何かで天引きして貯めることがポイントです。

 

山本さんは、堅実に貯蓄ができるタイプで、かつ、資産運用は利回りの高い一時金でする商品が良いとの判断で、年間貯蓄は主に定期預金の自動積立で行うことにしました。

 

(お金を貯めるもう1つのポイントについては「お金が貯まるコツ」のコラムをご覧ください。)

 

 

年に1回、確認&見直しをしましょう

 

ライフプランは、作っただけで安心してはいけません。

その後は、実際に予定通りお金が増えているか、収入などの家計状況や家族構成に変更がないかを、年に1回確認・見直しすることが不可欠です。

 

予定通り貯蓄ができていなければライフプランの生活費を増やし、家族が増えていれば追加するなど、定期的な見直しをしつつ、将来に備えていくことになります。

 

 

家計の中身はすべて関連しています

 

今回、住宅ローン・保険の見直し、資産運用の3つの対策を実行しました。

今後は、山本さんの家計では、住宅ローンの繰上返済、追加での資産運用、死亡保障の見直しなどが考えられます。

 

実は、ライフプランの対策を立てるときもですが、これらは家計の一部なため、すべて関連つけて考えるのが一番賢い家計管理の方法です。

 

たとえば、

 

・住宅ローンが今後金利が上がるかもしれない変動金利

資産運用は満期などが短く、繰上返済が必要なときに、なるべく早く元本割れなしに現金にできる商品にする。

 

・資産運用でお金が増えた

⇒保険での備えの必要性が減るため、死亡保障額を減らす。

 

などです。

 

 

全体を通して

 

今回の山本さんのライフプラン相談でお気づきの方もいると思いますが、お金のことに「一般論」はありません。

お金のことは、その方の性格、家計状況、将来設計などを総合して考えないと、実効性があってムダのない方法はわからないためです。

 

周りに溢れている「一般論」が、必ずしも「あなた」に合っているとは限りませんのでご注意ください。

 

また、よく「うちは収入が少ないから家計が苦しい」「高収入だから裕福な暮らしができる」などと聞きますが、これもそうとは言えません。

家計を見ると、高収入でもお金を使ってしまうタイプの方だと貯蓄は少額ですし、「一般的にいって」収入が低くても堅実にお金を貯めている方も多くいます。

 

やはり、お金のことは、固定観念にとらわれず「あなた」基準で考えるようにしましょう。

 

 

※初稿は、子どもが小さい「新40代」女性のためのwebマガジン「Prime mama」に掲載 されています。

 

 

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 ・第4回 保険の必要性は十人十色です

 

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